9. 長期のもう一つの目標 -脳卒中・心筋梗塞を予防する―
米国心臓病学会(AHA)は2000年に「腎不全は動脈硬化を促進する最強のリスクファクター(悪化要因)である」と発表しました。
つまり腎不全は脳卒中、心筋梗塞という動脈硬化性の病気を従えているのです。
透析患者さんの死因では動脈硬化を原因とする病気が70%を占めます。
ここに挙げた治療はすべて動脈硬化を抑える効果があり、まずこの治療の徹底した実行が大切ですが、それ以外に定期的な眼底検査、脳MRI , 頚動脈エコー , 心臓関係の検査(心電図、24時間心電図等)、ABI(上肢・下肢血圧差)などで全身に眼を向け、動脈硬化を正しく評価し、透析療法への移行を防ぐだけではなく、脳卒中、心筋梗塞も予防します。
Copyright (C) 2009 Shiigai Clinic All Rights Reserved.
